毛を処理する方法は色々ありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。
ここでは毛を処理する方法について見ていきます。
除毛と脱毛
一口に毛を処理すると言っても、除毛と脱毛で意味が違います。
- 除毛とは
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一時的に毛を取り除くこと。
毛穴から出ている毛のみを処理するので、いずれまた生えてくる。
手っ取り早く処理したい場合のほか、脱毛前に毛がない状態をイメージするのに向いている。
- 脱毛とは
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毛根にダメージを与え、毛が伸びる力を抑制 or 無くすること。
毛根を弱らせるので、毛を処理する間隔を長くしたり、方法によっては半永久的に効果が続くものも。
毛を根絶したい場合に向いている。
毛の処理の種類
毛を処理しようとした際、いろいろな方法があります。
- ハサミでカットする
- カミソリで剃る
- 毛抜きなどで抜く
- 脱毛クリーム
- ブラジリアンワックス
- 永久脱毛
1.ハサミでカットする
長く伸びた毛をハサミでカットして揃えたり、すいて毛量を少なくする方法。
- 簡単で手間がかからない
- 広範囲、薄い毛には向いていない
- 毛の根本の太い部分が残るので、処理後ゴワゴワする
- 繰り返し処理が必要
手軽に処理できますが、毛が密集しているとこと以外には向いていません。
2.カミソリで剃る(電動含む)
「毛の処理」として一番オーソドックスな方法。
男性は毎朝髭を剃っている人も多いのでは。
- 一番慣れている方法である
- 手軽にできる
- 毛の根本が残りチクチクする
- 肌が傷つく
- 繰り返し処理が必要
一番慣れた方法でありますが、看過できないデメリットがあります。
剃った箇所がチクチクし出してくるだけでなく、カミソリで肌を傷つけてしまいます。
身だしなみの意味合いもある毛の処理ですが、そのせいで肌トラブルを起こしてしまったら元も子もありません。
3.毛抜きなどで抜く
見えている毛を毛抜きなどで処理する方法。
- 手軽にできる
- 毛を根本から抜くのでチクチクしづらい
- 抜く際に痛みがある
- 抜いた箇所が化膿することがある
- 一本ずつ処理するので時間がかかる
- 繰り返し処理が必要
根元から抜き去るので、毛が再び生えてきた時にチクチクしません。
しかし毛穴から雑菌が侵入して毛嚢炎になってしまうリスクがあります。
毛穴の奥にある毛包部が傷つき細菌に感染すること。
赤く腫れるほか、膿を持つこともある。
4.除毛クリーム
市販のクリームを使って、毛を溶かして処理する方法。
脱毛クリームとも呼ばれていますが、実際は脱毛してるわけではなく、毛を取り除いているだけです。
- 広範囲を一度に処理できる
- 毛を溶かすのでチクチクしづらい
- 脱毛クリームを洗い流す必要がある
- 肌に合わないと荒れる
- デリケートな部分には使えない
- 繰り返し処理が必要
一度に処理できるので便利ですが、毛を溶かす薬剤を使うので少なからず肌にはダメージがあります。
初めてするならパッチテストしてからの方が安心です。
5.ブラジリアンワックス
ワックスを肌に塗りつけて、一気に毛を抜き取る方法。
ガムテープなどてすね毛を抜き取るのと理屈は同じですが、使用するのは専用のワックスなので肌には優しいです。
- 処理直後からツルツルになる
- 産毛も処理できる
- デリケートな部分にも対応できる
- 痛い
- 処理するにはワックスで絡み取れるだけの毛の長さが必要
- 対象部位のすべての毛を抜くので、薄くしたいなどの調整はできない
- 繰り返し処理が必要
産毛やデリケートな部分でも処理できますが、ワックスで絡め取れるだけの毛の長さが必要になります。
このため常にツルツルの状態を維持することができません。
6.脱毛
脱毛には大きく分けると3つの方法があります。
- 医療脱毛(レーザー脱毛)
- 光脱毛
- 電気脱毛(ニードル脱毛)
※方法や効果は様々ですがここでは割愛します。
いずれも毛根にダメージを与え、毛が伸びる力を抑制 or なくすものです。
- 数回〜の処置が必要だが、半永久的に脱毛が可能
- ツルツルだけでなく、薄くしたいなどの調整が可能
- 痛い
- 医療機関や脱毛サロンに行く必要がある
- 部位によっては高価
毛の処理の中では現時点でもっとも効果が高くオススメの方法です。
基本的には美容整形外科や脱毛サロンへ行かなければならないため、予約を取らなければいけなかったり、スタッフさんに見られて恥ずかしいなどもありますが、余程の引きこもりさんでない限り、実際そんなに気にするほどでもありません。
どうしても気になる場合は家庭用脱毛器という選択肢もあります。
部位によっては他の方法よりも高価となってしまいますが、脱毛が完了すればそれ以降は毛の処理にかかる手間も肌へのダメージも防げるので一番に検討したい方法です。
毛を処理する方法まとめ
ここでは毛を処理する方法についてまとめました。
それぞれの方法のメリット・デメリットを踏まえ、自分がなりたい状態をイメージして、適した方法を選択したいですね。